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今年もシュトーレンを焼きました。初めての妊娠がトラブル続きで安静にしていた時、心配した親友がお見舞いに持ってきてくれた思い出のお菓子です。「クリスマスを待ちながら、薄ーく切って食べるんだよ。」と教えられ、毎日のお茶の時間が慰めだった事を思い出します。私にとっては大切なお菓子。さて、今年は誰々に届けましょうか・・・。
さて、ー最近気になる事ー。ちょっと意地悪して‘閉’のボタンを押せば閉じてしまうエレベーターのボタン。‘開’を押して待っていてあげたのに、‘ありがとう’でもなんでもなく、しかもゆっくりと乗り込んでくる人に出会う様になりました。勿論‘何か’を期待している訳ではないけれど何か一言くらいあってもいいんじゃない?と思うのは間違いでしょうか。こんな場面に度々遭遇する様になって思ったのは、しつけ云々の問題では無く“わざわざ‘開’にして待っている事に気付いていない!”という事。最近読んだ鎌田 慧さんの御本にも‘行政の想像力の希薄’という件がありますが、読書離れがこんなかたちで出てきているのでしょうか。「共感とか共鳴とか思いやりという感情を捨てて、自分だけが生き残ればいいという獰猛な意識が、日本のなかで露骨になってきた」と鎌田さんは書いて居られます。対談で、福島瑞穂さんの「弱肉強食の社会によって二極分化の構造をつくってしまえば社会不安は増大するし、若い人たちには希望がなくなる」という言葉も印象的でした。この本の題名は「やさしさの共和国」といいます。
BOOKS AND COMPANY http://booklog.jp/users/owlforest
<今回新しく棚に入った本>
やさしさの共和国 格差のない社会にむけて
うかたまvol.5雑穀はおいしい
Brutus Casa /no.82 いま、ミュージアムから目が離せない