気と神様

ココファームの農場長は、「ここの畑に棲みついている天然酵母で発酵させています。神は気温や湿度や日照量や、色んな条件の自然を、その地域に与えているわけね。その条件に耐えることができた酵母、生きることを許された酵母は、そのままこの場所のよさを出したワインになる。当然ですよね」－内館牧子、食べるのが好き飲むのも好き料理は嫌い－より
新生「あい」のキッチンスタジオはあまりにパンが膨らむので古澤先生にお聞きしてみました。というのは以前この場所で師匠から一緒に習っていた時、膨らまずみんな首をひねった覚えがあるからです。同じ場所なのにどうして？「あの時と酵母のおこし方が違うし（師匠が新しい方法を発見、この方法だと出来が全然違います）、酵母も粉も進化しているからでしょう」というお答えでした。「あい」の方が複数のどなたかにみて貰ったところ、この場の気は凄く良いけれど、今まで眠っていたと言われたそうです。確かに、名古屋城が建つ地の気が悪かろうはずがありません。眠っていた気が復活したんでしょうか。驚くほど美味しいパンが出来ます。

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＜今回新しく棚に入った本＞

景色盆栽　インテリアに映える小さな自然－自然の景色を切り取って小さな器に再現！庭が、森が、川のせせらぎが、お部屋で堪能できます。－