高校生に感動

日曜日、北区の私学団体の集まりがありました。例年北図書館の小劇場で行われるのですが、今年は生涯学習センターのあまり大きくない一室で開催されました。いろいろな私学の学生さん達の発表がいつも通りありましたが、部屋が狭いせいか今年はより身近に感じられました。会の最後に男子生徒の一人がマイクを手に堂々と挨拶されました。若いのにえらいなー。内容は学校の枠を超えて愛知の高校生たちと踊りを苦労して作り上げたことや、「１億円募金」のことなど。「１億円募金」とは家庭の事情で学校生活を続けられなくなった生徒を、同じ高校生達が街頭募金をして応援するという活動です。生徒さん達はムワッとする会場で一生懸命踊ってくれた後、栄の街へ募金集めに行かれました。いつもは、半ば義務的に出席して、終ると‘やれやれ’なのですが、今年は初めて‘来てよかった’と思いました。いろいろ（！）いろいろ（！）世間では問題続出で、虚しくなる昨今です。でもこの日は「最後は人間力」に帰るのかなと希望が湧いてきました。まだまだ捨てたモンじゃないかも・・。その反動か帰り道では今時の大人に腹が立って仕方ありませんでした。誰が考えてもおかしい‘天くだり’、責任をとらない‘社保庁’。書き出したら絶対止まらないから止めておきますが、そんな大人を見たら「夢の為に頑張って勉強しよう」なんて思えなくなって当然。嫌気がさして日本が嫌いになりかけたですが、救われました。高校生諸君に感謝。そのまま真っ直ぐに大きくなってね「頑張れ～！」。
みなさん、募金活動をしている学生さん達をみかけたら是非応援してあげてくださいね。