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以前、一度書いた覚えがありますが、
は‘渋い子供’でした。
小学生にして、愛読雑誌は「マーガレット」や「りぼん」でなく、
「暮しの手帖」。
(家にそれしかなかったから・・というのもありますが・・)
昨日、久々に図書館へ足を運びました。
そこで目にとまったのが、
『バナナは皮を食う』
「暮しの手帖」の昭和23~32年に掲載分から、檀ふみさんが選ばれた「食」に関するエッセイ集です。
表題「バナナ・・」は植物図鑑でお馴染みの牧野富太郎先生のもの。
この中で知ってびっくりなのが、あの「青鞜」の平塚らいてうさんがマクロビオティックを学ばれていたこと!
講義でハリウッドスターの名前が出てくることはあっても、平塚先生のお名前なんぞは・・・初耳。
―“陰陽の調和”
「いわゆるご馳走も時には結構だが、わたくしの食卓に、いつもほんとうにほしいと思うものは、塩昆布、胡麻塩、鉄火味噌、小魚の佃煮、大根おろしと海苔くらいのものなのだから。」―
との締め。
「元始女性は太陽であった」は、玄米食から生まれた発想なんだ・・。
“平塚らいてう”という方の見方が、私の中で180度変わりました。
疎開地に中江百合子先生がいらした折、腕によりをかけて玄米飯で歓迎したとのくだりに、叶うものならそのお姿を拝見したかったと思った次第。
BOOKS AND COMPANY
http://booklog.jp/users/owlforest
なるべく物が増えないようにと、本も図書館を積極利用したいのですが、専門書だったりマニアックだったりでなかなか・・・。
たまに、話題の文芸書を借りようと思っても、今度は順番待ちが長い。
待ってる間に古書店で¥100で読めたりなんてことも。
でも、図書館にはこういう出会いもあるので、たまには行かなくちゃね。
最近はネットで予約も出来るようになりました。
今回行ったのは、そのパスワードを貰う為(これはネット上で出来ず、一度足を運ぶ必要があります)。
ちょっとずつ、図書館も進化してるみたい。