X線

♪昨日の
「名古屋市立西部医療センター」
各所でいろいろな説明を受けたのですが、

例えば
PET-CT装置
これは全身を検査できる画像診断装置、
「X線CT組合せ型陽電子断層撮影装置」
というんですが、
癌はブドウ糖が大好き（！）という性質を利用。
静脈にブドウ糖を注射して30分、
癌に集まったところで画像診断するというもの。

う～ん、
マクロで習ったとおりですね



♪今日の本棚
『長崎原爆記』

「被爆医師の証言」
長崎浦上第一病院、
爆心から1.800mで被爆された、
秋月辰一郎（あきづき　たついちろう）医師による
8月9日からの記録です。

子どもにつたえる戦争の悲劇と平和への祈りとして出された
平和文庫の中の一冊で、
『日本の原爆記録』全20巻の第9巻の再録。

中でも今話題の
第4章「死の同心円」（P113～）
“秋月式治療法”はとても興味深いです。

長崎医大付属病院の永井先生の放射線教室で1年助手をされていた時、
「レントゲン宿酔」（レントゲン・カーター）を経験。

8月15日頃にあの時の症状と似ていると自覚されたそうです。

まだ当時は原爆の何たるかを理解していなかったそうですが、
カーターに苦しんだ折‘食塩水’を飲んだ経験から、
「秋月式栄養学＝ミネラル栄養学」に信念を持ったとあります。

即ち
「食塩、ナトリウムイオンは造血細胞に腑活力を与えるもので、
砂糖は造血細胞毒素という栄養学」
というもの。

そして原爆症にも役立つと考え
「玄米飯に塩をつけて握るんだ。からい、濃い味噌汁を、毎食食べるんだ。砂糖は絶対にいかんぞ！」
という有名なくだりになるのです。

「砂糖はいかん、甘いものはいかん！」
「・・・砂糖は血液を破壊するぞ！」

「この時ひらめいたミネラル治療法のためこれまで生きながらえ、元気に医師として働いてこられたと信じている。」



是非娘にも読ませたいと思った一冊です。

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http://booklog.jp/users/owlforest



♪話戻って、内覧会で・・

迷路みたいな院内に
「どこ歩いたんだかわっからせん。こりゃ、同じとこぐるぐるせにゃならんな～。」

「お母さん、凄いね。ボク、ここ、み～んなかかりた～い」

オイこら、坊主、ここに来るようになっちゃいけませんて！！

VIPルームも見せて頂きましたが、
「ここは￥39.900でございます」に、
相方、
「それって、1ヶ月？」
・・なワケ無いでしょうが
だから貧乏人は嫌なのよね～（爆）

来年出来る「陽子線がん治療施設」
この治療器は照射時間たったの1分/回。
X線と違い癌のところで止まって身体を透過しないのが良いんだとか。

「お値段が高いのが難点ですが、既にご予約も頂いております！」
「（へ、出来るのまだ1年後なのに？）」

「先程の高精度放射線治療機も最新ので、こちらは健康保険が効きます！」
「（へ、地獄のさたも・・・）」

「『陽子・・』の為に‘先進医療保険’に入っておかれると、
500万～1.000万出ますので宜しいかと思います！」
「（へ、保険入っておけって？）」

真剣に聞き入る見学者


アタシは絶対ゼッタイ縁がありませんように
強く心に念じて帰ってきました
（帰宅してすぐ‘Zeolux’飲んだ怖がりのでした・・）